テウデリク1世(Theuderic I、484年 - 533/34年)は、フランク王国の創始者クローヴィス1世の息子の一人。クロヴィス死後の領土分割において、ランスを首都とする地域を継承した。
生涯
クロヴィスの長子(長男)である(ただし王妃クロティルドの子ではない)。フランク王国の創始者クロヴィスの死後、その王国はテウデリクを含む息子たちによって四分割され、テウデリクはランスを中心とする地域を統治した。息子のテウデベルトをスカンディナヴィアに遠征させたほか、サクソン人と結んでテューリンゲン人を撃破し、北海・バルト海交易に進出した。また、531年よりチューリンゲン王国を攻撃、533年にチューリンゲン王ヘルマンフリートをツェルピッヒ城で殺害し王国を壊滅させた。
テウデリクは533年または534年に死去し、息子のテウデベルトが支配を継承した。このテウデリクの分王国が、のちにアウストラシア(東王国)と称されるようになった。ブルグント王ジギスムントの娘スアヴェゴータと結婚した。
脚注
参考文献
- レジーヌ・ル・ジャン 『メロヴィング朝』 白水社、2009年
- 柴田三千雄 他編、『世界歴史大系 フランス史1』、山川出版社、1995年
- ルネ・ミュソ=グラール 『クローヴィス』 白水社、2000年
- 成瀬治 他 編 『世界歴史大系 ドイツ史 1』 山川出版社、1997年
関連項目
- メロヴィング朝
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