浜大津(はまおおつ)は滋賀県大津市の中心市街地にある町名。琵琶湖に面した大津港を擁し、古くから交通の拠点として栄えた。びわ湖浜大津駅が最寄り。現行行政地名は浜大津一丁目から浜大津五丁目。
地理
大津市の中央に位置し、北部は琵琶湖疏水、北東部には大津港がある。
シネコンやボウリング場などのアミューズメント施設を含む浜大津アーカスや、再開発ビルの明日都浜大津などがある。琵琶湖岸は整備された公園になっており(大津湖岸なぎさ公園)、多くの市民の憩いの場になっている。
1997年10月の京都市営地下鉄東西線の開業で京都市の三条京阪駅へ22分、太秦天神川駅まで36分で到達する。また徒歩約15分のJR大津駅から京都駅へは9分、大阪駅へは最短39分で到着する。
歴史
沿革
- 1965年(昭和40年)7月1日 - 町名変更により大津市橋本町、湊町、御蔵町、西山町、桝屋町、川口町、水揚町、東今颪町、西今颪町、今堀町、下北国町、中保町、三保ケ崎町の区域が浜大津一-四丁目となる。
- 1992年(平成4年)1月10日 - 公有水面の埋立てにより新たに浜大津五丁目が設置された。
世帯数と人口
2019年(平成31年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
鉄道
- 京阪京津線・石山坂本線 びわ湖浜大津駅 - 三井寺駅
道路
複数の県道が集まる交通の要衝である。「大津港口」交差点が浜大津最大のジャンクションである。
- 滋賀県道558号高島大津線:旧国道161号。「大津港口」交差点で北西方向から南西方向へ90度曲がり、京阪京津線の軌道とともに浜大津の中心を通過している。
- 滋賀県道7号大津停車場線:県道558号「浜大津一丁目」交差点(大津港口交差点より二つ南)より東に進んだあと南に曲がり、県道558号や京阪京津線と併走してJR大津駅前に延びる道路。
- 滋賀県道18号大津草津線:「大津港口」交差点で県道558号からまっすぐ東方向へ延び、近江大橋経由で草津市方面へ向かっている。
- 滋賀県道47号伊香立浜大津線:県道558号「浜大津駅前」交差点(大津港口交差点より一つ南)から県道558号と並走しながら北西へ延び、皇子が丘・坂本方面へ向かう。浜大津駅前交差点から観音寺西交差点までは旧旧国道161号の経路である。
大津港
かつては京阪地区と北陸地方を結ぶ玄関口・水運の拠点として発展した。現在は琵琶湖汽船の観光クルーズ船が就航している。
- ミシガン - 琵琶湖南部のクルーズ
- ビアンカ - 竹生島港~長浜港までのクルーズ
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 520-0047(集配局:大津中央郵便局)。
脚注
関連項目
- 大津城
外部リンク
- 浜大津アーカス
- 明日都浜大津
- 琵琶湖汽船



~日本で唯一路面を走る地下鉄が見られ、初代国鉄大津駅として開業した異色の歴史を有する京阪大津線のターミナル駅](http://ekilog.info/wp-content/uploads/CIMG0490-1.jpg)