小泉 歓晃(こいずみ よしあき、1968年〈昭和43年〉4月29日- )は、日本のゲームクリエイター。任天堂株式会社執行役員企画制作本部副本部長、1-UPスタジオ株式会社取締役、ニンテンドーピクチャーズ株式会社取締役。静岡県三島市出身。
主に『マリオシリーズ』や『ゼルダの伝説シリーズ』でプロデューサーやディレクターを歴任。2009年にはIGNによる史上最高のゲームクリエイター100人の内の一人に選出されている。
略歴
1991年に大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業後、任天堂に入社。入社後、小泉は一貫して『ゼルダの伝説シリーズ』、『スーパーマリオシリーズ』に携わる。当初はデザイナーとして活動していたが、次第に演出に関わるようになり、ディレクターを経て、現在はプロデューサーとして開発を指揮している。
2003年、清水隆雄とともに東京制作部を設立。以降は東京を制作の拠点として活動している。2013年、1-UPスタジオ株式会社取締役を兼任。任天堂情報開発本部東京制作部第2グループマネージャー(プロデューサー)を経て、2015年9月16日付で新設された同社企画制作本部副本部長に就任。2017年発売のNintendo Switch総合プロデューサーを担当している。2018年6月28日付、執行役員企画制作本部副本部長。2020年6月26日付、上席執行役員企画制作本部副本部長。2022年10月3日付、ニンテンドーピクチャーズ株式会社取締役。
2017年以降のNintendo Directでは岩田聡の後任として、高橋伸也と共に司会を務めている。
作品
- ゼルダの伝説シリーズ
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース:アートワーク(小田部羊一と共同)
- ゼルダの伝説 夢をみる島:スクリプト(田邊賢輔と共同)
- ゼルダの伝説 時のオカリナ:3Dシステムディレクション、キャラクターデザイン
- ゼルダの伝説 ムジュラの仮面:ゲームシステムディレクション(青沼英二と共同)
- ゼルダの伝説 風のタクト:ディレクション補佐
- マリオシリーズ
- スーパーマリオカート:イラスト(小田部羊一と共同)
- スーパーマリオ ヨッシーアイランド:CGデザイン
- スーパーマリオ64:ディレクション補佐(手塚卓志と共同)、3Dアニメーション(滝澤智と共同)
- スーパーマリオサンシャイン:ディレクション(臼井健太と共同)
- スーパーマリオギャラクシー:ディレクション、ゲームデザイン
- スーパーマリオギャラクシー2:プロデュース(手塚卓志と共同)
- スーパーマリオ 3Dランド:プロデュース
- スーパーマリオ 3Dワールド:プロデュース
- スーパーマリオ オデッセイ:プロデュース(林田宏一と共同)
- スーパーマリオ 3Dワールド フューリーワールド
- ドンキーコングシリーズ
- ドンキーコングジャングルビート:ディレクション
- Wiiであそぶ ドンキーコングジャングルビート:プロデュース(宮本茂と共同)
- うごくメモ帳:プロデュース
- うごくメモ帳 3D:プロデュース
- ストレッチャーズ:プロデュース
脚注
外部リンク
- 小泉歓晃 (@koizumi_yoshiak) - X(旧Twitter)




