チーチェニツェ - ティーン・ナド・ヴルタヴォウ線(チェコ語: Železniční trať Číčenice – Týn nad Vltavou)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は193。臨時列車のみが運行する他、テメリーン原発への引き込み線が途中分岐し、かつてはこちらにも列車が乗り入れることもあった。
1895年にネトリツェ - ヂーヴチツェ間が、1898年にチーチェニツェ - ティーン間が、帝立王立国有鉄道によって開業した。2019-21年に、KPTレール社により運行されていた。
運行形態
以下の運行形態は、2021年以前のものである。2022年度は運行を予定していない。
快速「スピェシニー(Sp)」
- クルムロフ → チーチェニツェ → ティーン 【1月1日のみ運行】
- 年に片道1本のみの運行。チーチェニツェ以南は190号線から直通する。ヂーヴチツェを通過し、途中チーチェニツェとテメリーンのみに停車する。2021年運行。
- プロチヴィーン - テメリーン - ティーン 【1月1日のみ運行】
- 年に1往復のみの運行。チーチェニツェを通過し、190号線に直通する。プロチヴィーン停留所 - ティーン間で、テメリーンのみに停車する。2021年運行。
- ネトリツェ - ティーン 【夏季、2週間に1日の運行】
- 夏季の土曜日、2週間間隔で運行する。運行日は、一日2往復が運行する。
- 過去の運行形態
- 2019年は、3週間間隔での運行で、普通列車として運行していた。ザーブラチーチコにも停車していた。
- 2020年より、ザーブラチーチコ通過となった。
- 2021年は、停車駅そのままで快速に格上げされ、2週間間隔で運行する予定。
- ブヂェヨヴィツェ - ヂーヴチツェ - ティーン 【夏季、2週間に1日の運行】
- 夏季の土曜日、2週間間隔で運行する。運行日は、一日2往復が運行する。ヂーヴチツェ以東は190号線に直通する。
- 過去の運行形態
- 2019年は、3週間間隔での運行で、普通列車として運行していた。ザーブラチーチコにも停車していた。
- 2020年より、ザーブラチーチコ通過となった。
- 2021年は、停車駅そのままで快速に格上げされ、2週間間隔で運行する予定。
普通
- (プロチヴィーン - ) チーチェニツェ - ティーン 【夏季の土曜・休日運行】
- 夏季のみ、土曜日に一日1往復、休日に一日3往復が運行する。日曜日のみ、隔週で一日1往復がチーチェニツェ以西は190号線のプロチヴィーンまで直通する。
- 2019年は、土曜日のみの運行であった。
- テメリーン - ティーン 【秋季、年1日のみ運行】
- 年1日に限り、一日2往復のみの運行。途中、ボフニツェを通過する。2021年運行。
- 過去の運行列車
- プロチヴィーン→チーチェニツェ→クルジチェノフ→チーチェニツェ
- 蒸気機関車。2018年以前、夏に年1日のみ運行していた。
- チーチェニツェ → ネトリツェ
- 蒸気機関車。2018年以前、夏に年1日のみ運行していた。
- ネトリツェ → ヂーヴチツェ → ブヂェヨヴィツェ間
- 蒸気機関車。2018年以前、夏に年1日のみ運行していた。ヂーヴチツェ以東は190号線に直通していた。
- ピーセク町 - チーチェニツェ - ティーン
- 夏季の土曜日、3週間間隔で運行していた。運行日は、一日2往復が運行していた。チーチェニツェ以西は190号線に直通していた。2019,20年運行。
- プロチヴィーン→チーチェニツェ→クルジチェノフ→チーチェニツェ
駅一覧
以下では、チーチェニツェ - ティーン・ナド・ヴルタヴォウ線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
ネトリツェ - ティーン間
(*1): 190号線の列車が停車する。
テメリーン - クルジチェノフ間(休止中)
(*1) テメリーン原子力発電所構内の引き込み線。乗降はできない。
脚注




