共同ピーアール株式会社(きょうどうピーアール)は、企業広報を主業務とした日本の独立系最大のPR会社。1964年に創業。2005年にPR会社としてははじめてジャスダック上場を果たしている。

老舗として知られ、他社に比べ大手の固定顧客が多いことが特徴。創業者・大橋栄の社是である「世論を形成する」のもと、日本に「カラーシャツ」や「消費者金融」といった言葉を根付かせるなど、社会を巻き込んだPRを得意とする、電通PR、プラップジャパンと並ぶ3大PR会社の1つ。

共同PRと記載されることも多く、共同で行うPR活動のことと混同されることも多い。また、通信社大手の共同通信社とも一切無関係であるので注意を要する。

沿革

  • 1964年(昭和39年)11月 - 設立。
  • 2005年(平成17年)3月 - ジャスダック証券取引所上場。
  • 2011年(平成23年)12月 - 資金流用問題が発覚。創業者である大橋が社長を退き、山田明が社長に就任。
  • 2012年(平成24年)2月 - 上村巍が社長に就任。
  • 2014年(平成26年)2月 - 大橋から株を譲渡され、筆頭株主が新東通信に交替する。
  • 2015年(平成27年)
    • 1月 - 業績不振を受け、新東通信から株主提案が出されるも、会社側はこれに反対。委任状争奪戦に発展。
    • 3月27日 - 株主総会で新東通信の株主提案が可決。結果、既存役員に加えて株主提案の5名の役員が選任される。
    • 8月24日 - 取締役会で新東通信の谷鉄也が当社代表取締役に就任。同年黒字化。
  • 2016年(平成28年)6月 - 地域に特化したインフルエンサーサービス(ローカルインフルエンサー)を開始。
  • 2017年(平成29年)
    • 7月25日 - 創業者・大橋栄が永眠。合同葬を寛永寺で執り行う。
    • 9月 - アジアとアフリカをつなぐビジネスプラットフォーム「AA20」を設立。
  • 2018年(平成30年)
    • 2月 - 日本最大級のインフルエンサーマーケティング会社であるVAZと資本提携。
    • 6月30日 - 1対3の株式分割を発表。
    • 8月13日 - 中国の大手電子決済プラットフォーマーであるLAKALA社と一次代理店契約を締結。
  • 2020年(令和2年)
    • 1月 - 経済評論家の池田健三郎を所長に招聘し、共同ピーアール総合研究所(PR総研)を再編。
    • 3月 - 「みんなで考えるSDGsの日(3月17日)」を制定。
  • 2021年(令和3年)6月 - 現在地に本社を移転。
  • 2022年(令和4年)
    • 1月 - VAZを子会社化。
    • 5月 - 株式会社キーウォーカーを子会社化。

出典

外部リンク

  • 共同ピーアール
  • 共同ピーアール総合研究所(PR総研)

事業内容 株式会社 日本ピーアール

PR会社|共同ピーアール株式会社

「READYFOR」と「共同ピーアール」が業務提携を発表|ferretメディア

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