新旭町(しんあさひちょう)は、滋賀県西部に存在した高島郡の町。

現在は合併により高島市となっており、町名は高島市新旭町○○として残っている。

歴史

近江源氏である佐々木信綱の子佐々木高信が、父から高島郡の所領を分与され高島高信を名乗った。高信は安曇川北部に広がる饗庭野丘陵の末端に清水山城を築き、高島郡の要とした。のちに高島氏は数流に分かれたが、清水山城の高島氏を惣領として仰ぎ、信長の高島郡進攻があった戦国時代末期まで栄えた。安土桃山時代は郡の中心が郡最南部の大溝城になり、織田一族等が城主をつとめた。

沿革

  • 1955年(昭和30年)1月1日 - 新儀村・饗庭村が合併して発足。
  • 2005年(平成17年)1月1日 - マキノ町・今津町・朽木村・安曇川町・高島町と合併して高島市が発足。同日新旭町廃止。

行政

行政機関

現在町役場は高島市役所となっている。

歴代町長

概要

教育

現在はすべて高島市立となっている。

  • 小学校
    • 新旭町立新旭北小学校
    • 新旭町立新旭南小学校
  • 中学校
    • 新旭町立湖西中学校
  • 養護学校
    • 滋賀県立新旭養護学校

交通

鉄道

  • JR西日本湖西線:新旭駅

道路

  • 町内を走る一般国道:国道161号
  • 町内を走る県道
    • 滋賀県道38号太田安井川線
    • 滋賀県道293号中野新旭線
    • 滋賀県道301号藁園熊野本線
    • 滋賀県道558号新旭高島線(現在は改称され滋賀県道558号高島大津線となっている)

出身有名人

  • 浅見絅斎 - 江戸時代の思想家
  • 藤本太郎兵衛 - 江戸時代の事業家、親子三代をかけて琵琶湖の治水工事を行う、新旭町深溝出身
  • 上原立斎 - 江戸時代後期(幕末)儒学者、新旭町北畑(新儀村)出身
  • 上原しん - 江戸時代後期(幕末)儒学者、小浜藩士の梅田雲浜夫人(先妻)、新旭町北畑(新儀村)出身
  • 木村理助 - 江戸末期の商人。盛岡井筒屋支配人。古河市兵衛の伯父。新旭町五十川出身
  • 清水安三 - 桜美林大学創設者
  • 宮前鳳州 - 宗教家。元駒澤大学理事長。新旭町饗庭出身
  • 饗庭昌威 - 郷土史家、宗教家
  • 饗庭孝男 - 同町で先祖代々が過ごした歴史を、随筆『故郷の廃家』に著した
  • 中村美重 - 教育者。第18回東レ理科教育賞受賞。新旭町饗庭出身
  • 丸谷明夫 - 教育者、吹奏楽指揮者、新旭町出身
  • 永田和宏 - 歌人、細胞生物学者、新旭町出身
  • 藤田安一 - 鳥取大学名誉教授、新旭町出身
  • 海東英和 - 高島市長、内閣府公益認定等委員会委員
  • 北出幸夫 - 岐阜大学工学部教授
  • 和田佳之 - 滋賀大学経済学部准教授
  • 高井研 - 微生物地球学者
  • 桂紅雀 - 落語家、桂米朝一門
  • 上原結子 - 画家、イラストレーター
  • 瀧中瞭太 - 野球選手(投手)
  • 吉本ひかる - 女子プロゴルファー
  • 木村朱里 - 女流棋士

その他

  • 福井県遠敷郡上中町とは、平成の大合併の際、滋賀県高島郡6町村との合併(越境合併)を検討していたことがあった。

関連項目

  • 滋賀県の廃止市町村一覧
  • 針江区・霜降地区
  • 道の駅しんあさひ風車村
  • 清水山城 (近江国):国の史跡。

外部リンク

  • 新旭町(2004/12/19アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project

旧新旭町(滋賀県) マンホールの蓋調査隊

【不動産ジャパン】物件詳細:千葉県旭市新町/の物件情報:売地

旭市新町 東総復興株式会社-千葉県旭市の不動産情報(土地、中古住宅、アパート・マンション、貸家、テナント)

247:新旭町安井川 売買価格:(商談中) 高島で暮らそう。

「新旭駅」新旭~稲荷山~清水城 低山(ちゃらやま)歩人(ウォーカー)